子供が成長していく上で、それぞれの年齢期にあった育て方をしたいと考えています。
年齢ごとに子育ては違いますよね?
年齢ごとに違います。
基本的な考え方としては、叱らずに褒めて育てるという方法なのですが、年齢ごとにコツがあるのでお伝えします。
1.1歳まで
遊びの中でいろいろと教えてあげて下さい。
オモチャなどをあげたり、貸したりする体験をさせてあげて下さい。
この体験が無いと、ほかの子にものをあげられなかったり、貸したりできない子になってしまいます。遊びを通じて、「あげっこあそび」「貸しっこあそび」で教えてあげて下さい。
よその子に手を出すことがあった場合は、手を出すのではなく、かわいいかわいいをしてあげてと
なでることを教えてあげて下さい。
2.1歳児
短気さに手を焼くことがありますが、これは一時的なものなので、心配しないで下さい。
キーキー声を上げるのも同じで、心配は無用です。
物を投げたりすることが良くありますが、叱らず、逆にいろいろ与えて、十分投げさせてあげて下さい。
これらは成長の一環なので、叱らずに優しく受け止めてあげて下さい。
この頃から叱って育ててしまうと、難しい子育てになります。
逆に、良いところを見つけて褒めて育てると、心の素直な優しい子になり、子育てが楽になります
また、歩けるのに抱っこをせがんだりすることもあります。
そういう時は突き放さず、抱っこしてあげてください。
愛情をもって、叱らずに褒めて育てるのが子どもの自立心を伸ばし、楽な子育てにつながります。
3.2歳児
なんでも自分でやりたがる時期です。
やりたい気持ちをうまく汲んであげ、できたら褒めて自信をつけさせてください。
また親の言うことに従わず何でも「いや」というので、親としては腹立たしくつい叱ってしまいがちですが、そうすると余計に反発するので逆効果です。
子どもが「いや」と言っても相手にせずにさらりと受け流し、例えば「いやならお母さんがするね」などと言うと、子どもは自分でやると言い出したりします。
この時期は運動面を伸ばしたり、お手伝いをさせるようにしてください。
毎日走るとか、毎日2キロ歩くなど。
4.3歳児
反抗期が始まり「いや」が始まるのがこの時期です。
これは自立が順調に進んでいる証拠なので、親は落ち着いて対処してください。
子どもの「いや」を反抗と決めて叱って育てると自立が進みません。
子どもの自立を尊重して、「どうする?」など問いかけをしてあげると自立がうまく進みます。
知的教育は、ブロック遊び、色板、チューター、絵日記などがお勧めです。
ひらがな、カタカナの練習をさせてください。
また、読書力を鍛えるため、毎日絵本を繰り返し読んであげて下さい。
慣れてきたら子どもにも読ませるようにして下さい。
5.4~5歳児
この頃になると自主的な行動が出てきます。
親に「○○しなさい」と言われるのが嫌になる時期です。
できるだけ命令長の言葉は使わないようにしてください。
また「早くしなさい」という言葉かけをすればするほど、子どもはのろくなります。
遅くなっても子どもの責任で、親は知らぬ顔をしていると、自分できちんとするようになるので、子どもを信じて、あえて知らぬ顔をしてください。
親の口出しが多いと、過保護になって子どもの自主性が育ちません。
できるだけ口出しをやめて子どもの自主性を育てるようにしてあげて下さい。
この頃に最適な知的教育の取り組みをご紹介します。
*絵日記を書かせて作文上手にさせる
*手を使う工作遊びで手先を器用にさせる
*英語などの語学の勉強をさせる
*音楽の勉強をさせる
*論語の素読をさせる
*ことわざを教える
*百人一首を教える
*囲碁・将棋・オセロを教える
6.6歳以降
6歳を過ぎると理屈でものを考えられるようになります。
親は何事もきちんと理由を言って説明をしてあげ、一人前の大人として扱ってあげて下さい。
偉人の伝記を読んであげ、苦労して成功した話を教えてあげて下さい。
世の中には人を引っ張っていく人と、人についていく人がいることを教え、人を引っ張っていくには勉強することが大切ということを教えてあげて下さい。
みんなと同じように育てようとはせず、子どものしたがること、子どもの好きなことを伸ばしてあげれば、個性が育ちます。
これからの時代、個性が大変な力を発揮します。
まとめ
子どもの年齢別の育て方のコツと知的教育についてお伝えしてきました。
2.1歳児
3.2歳児
4.3歳児
5.4~5歳児
6.6歳以降
落ち着いた気持ちで子育てができるように、ぜひ参考にしてください。
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