子どもが来年小学校に入ります。
勉強やしつけなど、何を準備しておけば良いでしょうか。
小学校からの学校生活は、子どもの一生に影響してくるので真剣に考えてあげて下さい。
小学校で良いスタートを切れば、子どもはどんどん能力を伸ばして成長していきます。
そのポイントをお伝えします。
1.小学校入学までに育てておきたいの能力
小学校入学までに育てておきたい能力がいくつかあります。
運動面や社会面などの力をつけてあげてください。
*掃除や片づけを手伝わせて、社会面の能力をつける
*お話を覚えさせてみんなの前で話をする力をつける
2.身の回りのこと
小学校入学までに自分の身の回りのことなど、自分でできるように教えておいてください。
次のような内容です。
*トイレに自分で行き、終わったら手を洗う
*洗面、ハミガキを毎朝する習慣をつける
*ゴハンが30分以内に食べられる
*名前を呼ばれたら「はい」と元気よく答えられる
*自分の名前と住所が言える
*両親の名前を言える
3.勉強をバカにしない
家庭での学習が順調に進んでいた場合、小学校に入学してからの勉強は大変楽なものになります。
しかし、知っているからと言って知ったかぶりをし、友達を低く見たり、授業をバカにしていると、そのうち友達に追い抜かれてしまいます。
今までできていた分、追い抜かれてしまうと、子どもも親も大変なショックを受けてしまいます。
そのようなことが無いように、
*友達をバカにしない
*勉強をバカにしない
*今まで通り学習を続けていく
ということが大切ということを教えてあげてください。
4.小学1年生のしつけ
小学校に入ったら次のようなことをしつけておいてください。
当たり前のことができない子どもが増えているのは、親が教えてないことが原因です。
*挨拶をキチンとする
*お手伝いをさせる
*靴を脱いだら揃えさせる
特に挨拶は、朝起きたら両親に「おはよう」、ご飯を食べる前は手を合わせて「いただきます」、
食べ終わったら「ごちそうさま」、寝る前は「おやすみ」とキチンと言わせるようにしてください。
5.勉強は朝のうちに
小学校に入ると忙しくなり、時間が思うように取れなくなります。
できれば、朝はなるべく早く起こし、朝のうちに勉強を済ませる習慣をつけさせてください。
朝は1日の中で一番頭が働くので、勉強したことがすいすい頭に入ります。
逆に昼間は勉強しようとしてもなかなか頭に入りにくいので、昼間は思いっきり遊ばせた方が良いです。
昼間に思いっきり遊ばせ、夜は早くに寝かせて朝早く起きるという習慣をつけさせてください。
また、学習する内容は、ついついあれもこれもやらなくては焦ってしまいがちですが、時間が限られているので、焦点を絞ってできる範囲で取り組んで頂ければ問題ありません。
6.勉強しているときは親はそばにいてあげる
小学校低学年ではまだ自分で勉強をするのは無理です。
子どもが勉強をしているときは、親がそばにいてあげることが必要です。
親が勉強を見てあげなくても、ただそばにいて、他のことをしているという状況で十分です。
7.理想は2年先を先取り
学習は教科書に関係なくどんどん先に進めていって頂いて構いません。
学校の勉強の進みは速いので、安心しているとたちまち追いつかれてしまい、今度は逆に学校の勉強に追いつくのに精一杯になってしまいます。
いつも、1、2年先を進んでいるくらいにすると、余裕をもって乗り切ることができます。
余裕があるからと言って、子どもを遊ばせるだけにしてしまわないようにしてください。
8.先取り学習に抵抗感を持つ場合
子どもが学校で習っていないことを家で勉強するのに抵抗が出てきた場合、身近な具体例で分かりやすく説明するように心がけてください。
理解できないからと言って叱ってしまうと子どものやる気が落ちてしまいます。
子どもが理解しやすいように教えてあげる必要があります。
9.何か一つを特に伸ばす
すべての教科の先取り学習を進めていく一方で、何か一つ得意な分野を伸ばすということを意識してください。
子どもの好きなものに焦点を当てて、それに関する本を数冊読ませ、子ども自身が理解したことをまとめさせるなど、ほかの子とは違う得意分野を伸ばしてあげて下さい。
子どもは学習方法や調べ方、まとめ方を身につけることができます。
理科でも歴史でもチリでも百人一首でも何でも構いません。
その分野の博士になるくらい詳しく身につけさせてください。
まとめ
小学校で良いスタートを切るポイント9つを紹介してきました。
2.身の回りのこと
3.勉強をバカにしない
4.小学1年生のしつけ
5.勉強は朝のうちに
6.勉強しているときは親はそばにいてあげる
7.理想は2年先を先取り
8.先取り学習に抵抗感を持つ場合
9.何か一つを特に伸ばす
子どもの知力を伸ばす300の知恵
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