勉強の【やる気】を引き出す5つの方法

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子どもが勉強嫌いで将来が心配です。

子どもが勉強を嫌いな理由は、勉強する意味を知らないからです。
まずはなぜ勉強する必要があるのかから教えてあげて下さい。

 

1.勉強する3つの目的

目先の子育てで終わらないよう、子どもに早くから何のために勉強し学ぶのかその目的を教えることが大切です。

勉強する目的は3つあります。

*自分の成長のために学ぶ
*人生で成功するために学ぶ
*大きくなって世の中に貢献するために学ぶ

これらを子どもに教えてあげてください。

自分が成長するとどんどん学ぶことが楽しくなります。
自分の目標を立て、それを達成するために学び、将来世の中に役立てることが大切と教えてください。

 

2.親と子どもは対等ではない

小学校に入って、先生の言うことを聞かない、勝手なことをするという子どもが増えているようです。
クラスに1人、2人そういう子がいる分には、まだ何とか授業ができますが、クラスの7、8割くらいに広がるともうお手上げです。いわゆる学級崩壊の状態です。

なぜ、このような状況になってしまったのか。

その要因の1つに、「間違った子育て方針」が挙げられます。

間違った子育て方針
*子どもには大人の理屈を押し付けるのではなく、できるだけ自由にさせる
*大人と子どもは対等な立場にある

これらの方針は、とても良い方針に聞こえます。

実は、この方針では最も大切な「しつけ」や「道徳」を教えることができないのです。
「しつけ」や「道徳」を知らないで育った子どもは、自由奔放に過ごし、先生を敬うことなく、対等の立場と見て言うことも聞きません。
もちろん親の言うことも聞きません。
このような状況にならないように、正しい子育てをする必要があります。

 

3.「いけない」と言うことが大切

昔ながらの「子どもが小さい頃から厳しく育てる」という風潮はどんどん廃れてきました。
それに代わって、「子どもには教え込んではいけない」、「自由発想を大切にする」などを掲げた教育が広がっています。

この流れに沿って家庭でも、

*子どもには「いけない」と言うことは一切言わない
*大人と子どもの立場は同じ
*お父さんが子どもの友達にならなくてはいけない

という考えになってきています。

このような子育て方針を取り入れてしまうと、「しつけ」を教えることができません。
子どもは自分本位で他人のことを考えることができないわがままで、親の言うことを聞かない子に育ってしまいます。

いけないことをしたときは、「いけない」と教えることが大切です。
人を傷つけたり、人に迷惑をかける行為をしたときは、見過ごさず、きちんとしつけないと、善悪の判断が全くつかない子どもに育ってしまいます。

「しつけ」とは、社会的な基本ルールが守れるよう、わがままを言わないように育てることです。
すべて子どもの自由にさせるのではなく、基本的ルールに反したときは、きちんとしつけるようにしてください。

 

4.勉強の身につき方を変える

勉強をさせる上で一番大切なことは、子どもに「やりたい」と思う気持ち(=憤りの心)を持たせることです。

憤りとは、奮い立つことで、「やろう」という動機を心に持つことです。
子どもは自分が学びたいという気持ちがあって初めて、学んだことが身につきます。

逆に、一方的に親が勉強を押し付けてしまうと、子どもはやる気が起きません。
子どもが勉強嫌いになる理由は、

*なぜ勉強をしなければいけないのかが分からないままやらされている
*自分は頭が悪いと思い込んでいる

ということが多いです。
ここを解決すれば、子どもは自らやろうという気になります。

子どもの「やろう」という気を起こさせる方法は、まず親が楽しんでやっているところを見せることです。
子ども用の勉強の教材を買った場合、すぐに子どもにさせるのではなく、まず親が教材を楽しんで見せてください。
すると子どもは自分もやりたいと言い出すようになります。

それまでには1週間、2週間かかるかも知れませんががまんして続けてください。
重要なのは、子どもが自ら「やりたい」と言い出すのを待つことです。

 

5.否定の言葉で接しない

わがままな子や言うことを聞かない子に対して、
「だめ、いけません」
という否定の言葉を使うと、子どもからは「いや」という否定が返ってきます。
否定の言葉で接すると否定の言葉が返ってくるのです。

逆に、肯定の言葉で接すると肯定の言葉が返ってきます。
子どもが「○○したくない」と言ってきたときは、「そんなのはダメだ」と否定するのではなく、「じゃあ何がしたい?」というように、子どものしたいことをまずは聞いてあげて下さい

そして子どもが将来目標にしている姿(例えばサッカー選手など)になるためには、これをする必要があるけど、やってみる?
といって、やるべきこと(勉強など)に近づけていってください。
決して否定の言葉を使わず、うまく子どもの言うことを肯定しながら近づけていくことがコツです。

 

まとめ

勉強する目的を教えて「やる気」を引き出す方法についてお伝えしてきました。

1.勉強する3つの目的
2.親と子どもは対等ではない
3.「いけない」と言うことが大切
4.勉強の身につき方を変える
参考書籍

「できる子」の親がしている70の習慣

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