心の子育てとは?【自立した子どもに育てるためのポイント3つ】

1歳-4歳
この記事は約6分で読めます。

今は子どもは小さくてかわいいのですが、
この先、大きくなってから非行に走らないか不安です。

親に反抗する子どもになったらどうしよう・・・

 

小さい頃から心の子育てをきちんと実践していれば、
自立した子どもに育ち、非行や問題を起こす子にはなりませんよ。

 

心の子育てとはどういうものでしょうか。

それを見ていきましょう。

 

 

心の子育てが大切

 

心の子育てとは、どういうことが良い行いで、どういうことが悪い行いなのかを正しく教え、

子どもが実践できるようにしてあげることです。

つまり、善悪の基準を教えてあげるということです。

 

 

 

突然ですが、教育の目的って何でしょうか。

もちろん、金銭や地位、名誉が目的ではありません。

 

教育の目的は、学んだことを世の中に役立てるということです。

 

そのためには、人のことを思いやって行動することが大切です。

 

 

子どもには、人を助けて、人に尽くして、人を好きになって、人に恩返しをすることが大切だと教えてください。

正直に、清らかに、明るく、勇気をもって、忍耐強い人が素晴らしい人だと教えてください。

 

心の子育てで大切なことが2つあります。

* 自分のわがままを抑えることができること
* 人に思いやりを持てること

 

この2つが子どもの中に育っていないと、子どもは自分の感情がコントロールできず、

すぐにキレたり、自己中心的なわがままな子に育ってしまいます。

 

 

もし子どもが次のような状態であるなら、心が育っていると言えます。

* きれいな心を持っている
* 人を憎んだり、だましたりしない
* 優しい心を持っている
* 明るくあいさつができる
* 「はい」と素直に返事ができる

 

参考にしてください。

 

 

子どもの態度に動じない

 

忍耐を教える

子どもは本来わがままです。

これは仕方ありません。

 

でも、このわがままを放っておいてはいけません。

わがままを抑えて、がまんする力を育てるというところが、心の子育ての根っこの部分になります。

 

 

では、具体的にどうすれば良いでしょう。

親は子どもの欲望に対して、頑として応じないようにしてください。

 

そうすると、子どもは暴れたり泣きさけんだりするかも知れません。

しかしそれでも動じないようにしてください。

すると子どもは、そのうち泣き叫ぶのを止め、徐々に親の意思に従うようになります。

 

つまり、まずは何よりも「忍耐」を教えてください。

忍耐が育てば、意志の力が育ち、強い意志を持った子どもになります。

 

感謝を教える

次に教えるのは、感謝する心です。

感謝する心を教えるには、親が感謝する姿を子どもに見せることです。

 

すべてのことに対して、「ありがとうございます」と言って感謝する姿を見せてください。

子どもは親の姿を見て自然と感謝することを覚えます。

 

 

3.子育ては愛と厳しさと信頼

 

子育てには、「愛」「厳しさ」「信頼」が必要です。

それがあれば、非行や問題などを起こさない自立した子どもに育ちます。

 

愛が大切

子育てに一番大切なのは、親の愛情が子どもに伝わっているかどうかです。

もし、子どもに親の愛情がうまく伝わっていないと、子どもが言うことを聞かなかったり、問題行動を起こしたりします。
これは無意識に親の愛情を確かめるための裏返しの行動です。

きちんと親の愛情が伝わっていれば、愛情を確かめるための裏返し行動はなくなります。

きちんと親の愛情を伝えるためには、子どもを抱っこして「大好きだよ」と言葉で伝えてあげてください

それだけで子どもは安心します。

 

厳しさが大切

子どもが間違ったことをしたときは、厳しく叱る必要があります。

ただし、これは子どもに愛情が伝わっているという前提での話です。

 

子どもに愛情が伝わっていない状態で、「厳しさ」だけを伝えると、子どもは反発します。

子どもが反発するような場合は、まずは子どもの良いところを2つ3つ褒め、その上で間違った行いを指摘するようにしてください。

そうすることで、子どもは素直に受け取り、自分の行動を直すことができます。

 

また、社会のルールをきちんと守れる子どもにするため、家庭内でルールを作り、それを守らせてください。

* 朝起きたら必ず挨拶をする
* 履物をそろえる
* お菓子は3時のみ
* 寝て本を見ない
などです。

家庭内で、子どものしたいようにさせ、子どもを王子様やお姫様のように育てて、両親が召使の地位に落ちてしまっては、家庭内の秩序が保たれず、社会に出ても同じように振舞う子どもになってしまいます。

両親は怖い、間違ったことをすると厳しく叱られるという体験を子どもが持っていることが、大きくなってからの悪い誘惑に流されないための羅針盤になります。

 

信頼が大切

子どもがどんな間違ったことをしても、親は子どもを見捨ててはいけません。
子どもを常に「信頼」の目で見るようにしてください。

子どもが育った姿は、必ず親が育てた姿です。
何が正しいか、何が正しくないかを子どもに教えていなければ、間違ったことをしてしまうのは当たり前です。
そんなことにならないよう、小さい頃からしっかりと教えておく必要があります。

それでも、大きくなってから、間違ったことをしてしまったときは、怒鳴りたい気持ちを抑え、まずは子どもに対して「信頼」している気持ちを伝えるようにしてください。
その上で、間違ったことについて叱るようにしてください。
子どもは親から信頼されていれば、大きく道を外したりはしません。

 

まとめ

自立した子どもに育てるための心の教育についてお伝えしてきました。

1.心の子育てが大切
2.子どもの態度に動じない
3.子育てには「愛」「厳しさ」「信頼」が必要
参考書籍

「できる子」の親がしている70の習慣

コメント

タイトルとURLをコピーしました