読解力はすべての教科の基本と聞きました。
子どもの読解力を育てる良い方法はありますか?
あります。
小さいうちから読解力を育てておくと、小学校になってからの勉強に役立ちます。
その方法をお伝えします。
読解力とは、文章の意味を正しく理解する能力です。
小さいうちから読解力を育てておくと、小学生になってからのすべての教科に役立てることができます。日常生活でも、場の空気を読みながら、適切な言動を取れるようになるので、社会性も育ちます。
・本の登場人物の心情を理解できる
・文章での表現力や伝達力の向上
・周囲との意見交換や自分の考えを伝えることができる
ぜひ、読解力を育てる取り組みを実践してあげてください。
1.絵本で先行体験させる
読解力育てるには、まず絵本好きにして、言葉をできるだけ頭の中に入れるようにしてください。
なので、親は絵本読みを一生懸命にやって下さい。
本の中での想像体験が実際の理解を助けます。
しかし動物の名前を知らないまま連れて行っても、何の感動もなく忘れてしまいます。
2.好きな絵本を読んであげる
子どもの好きな絵本を選んで読んであげて下さい。
繰り返し繰り返しボロボロになるくらいまで読むと、子どもは考える力、構成力、読む力がついてきます。
子どもが好きな本で伸ばしてあげるのが良い方法です。
また、繰り返し読む絵本の中に、新しい絵本も入れるようにして下さい。
繰り返しに加え、新しい情報を与えていくことも大切です。
絵本は買っているととても間に合わないので、図書館利用した方が良いです。
3.絵本を集中してみてくれない場合
子どもに絵本を読んであげても、集中せず、次々にページをめくりたがる場合があります。
そういうときは注意せず、子どもの自由にさせて子どもが開いたページを読んだりそのページの絵について説明したりしてあげてください。
次第に集中してお話を聞けるようになってきます。
4.絵本を子どもに読ませる
子どもに絵本を読ませてください。
最初はやさいしい内容の本を選んだ方がやりやすいです。
暗記するくらい繰り返し読ませてください。
暗記で読める本が10冊くらいになる頃には、確実に読む力がついています。
5.その他の読む力を育てる取り組み
その他の読む力を育てる取り組みをいくつかご紹介します。
かるたとりをして遊ぶ
親子でかるたとりをして遊んであげて下さい。
慣れてきたら、子どもに読み手をさせてあげてください。
手作り絵本をつくり読ませる
紙を2つ折りにしてできた4つのページに、それぞれ好きな絵を描かせてください。
そして親がそれぞれのページに文章を入れて、子どもに読ませてください。
子どもは自分の好きな絵を描いた絵本なので楽しんで読みます。
こうして手作り絵本を何冊も作ってあげて読ませてください。
毎日音読させる
毎日声を出して読む訓練をすると本読みが上手になります。
始めは、たどたどしいかも知れませんが、慣れてくるとすらすら読めるようになってきます。
すらすら読めれば、黙読もできるようになります。
スリーヒントゲームで聞く力をつける
スリーヒントゲームは3つのヒントを聞いて正解のカードを当てるゲームです。
遊びの中で、聞く力、考える力が身に付くのでお勧めです。
まとめ
子どもの読解力を育てる方法についてお伝えしてきました。
2.好きな絵本を読んであげる
3.絵本を集中してみてくれない場合
4.絵本を子どもに読ませる
5.その他の読む力を育てる取り組み
子どもの知力を伸ばす300の知恵
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