子どもを将来、勉強のできる子にしたいと思っています。
できれば塾に通わせなくても、頭のいい子になってくれたら、うれしいのですが、そんなことって可能なんでしょうか。
可能だと思います。
実際、うちの子は塾に行っていませんが、学校の成績は良い方です。
私がやってきた内容をお伝えします。
今回は幼児教育の土台となる考え方を4つお伝えします。
1.自立できる子どもに育てる
ついつい知的教育ばかりを重視してしまいがちですが、その前に、子どもがひとりの自立した人間に育つように教育することが大切です。
自立した人間とは、次のようなことです。
② 自分中心ではなく人のことを思いやれる
③ 人のために尽くすことができる
自立した人間に育てるためには、子どもを子ども扱いせず、一人前の人間としてとして接してあげることです。子どもの年齢の+3歳から+5歳くらいの上の子と接するように扱ってください。
厳しく接するという意味ではありません。
何でも親がやってあげるというのではなく、自分でできることはやらせて、自分で考えれることは考えさせるというような、ごく当たり前のことで構いません。
子どもは親に、一人前の人間として認められていると自覚すると、それに答えようとしてがん張ります。
でも、子どもと接していると、ついつい「一人前の人間として扱う」ということを忘れがちです。
なので私は、わが子を尊敬するように努めました。
2.将来の目標を持たせる
子どもには早くからはっきりとした将来の目標を持たせてください。
「将来はサッカー選手になる」「パイロットになる」など具体的な目標です。
そして、その目標に向かって自ら学ぶという姿勢を教えてあげてください。
子どもが自分で将来なりたい目標を立てると、学ぶ動機ができるので、親も一緒になって目標達成のために努力することを教えてあげてください。
将来の目標は、年齢を追うごとに変化しても大丈夫です。
目標に向かって努力することを子どもに覚えさせる。
ということがねらいです。
3.親を敬うことを教える
子どもに、親や目上の人を敬うことを教えてあげてください。
敬う気持ちが無いと、子どもが親の言うことを聞かず、家庭内が安定しません。
そのためには、夫婦がお互いを立てて、お互いを敬うところから始めてください。
非行に走る子どものほとんどが、家庭環境に原因があります。
子どもは自然に「父親を尊敬の対象」「母親を愛情の対象」とします。
なので、お父さん(お母さん)みたいになったらダメだよ。
のように、夫婦がお互いを軽蔑し合うような発言はしないでください。
4.心の持ち方を教える
子どもに心の持ち方を教えてあげてください。
難しいように聞こえるかも知れませんが、そんなことはありません。
以下のような、優等生の王道のような内容です。
② 目標を持つ
③ 失敗にくじけない
④ 努力する
⑤ 感謝する
⑥ プラス思考で考える
⑦ 自分の得意不得意を自覚する
参考になるかどうか分かりませんが、
うちの子には「論語」を音読させていました。
「こども論語塾」(明治書院)という、論語を子ども向けに分かりやすく解説してくれている本があるのですが、この中の見開き1ページの原文と解説文を毎朝10回、小2から小6まで音読させていました。
効果かどうか分かりませんが、しいて言うなら、逆境には負けない子になっています。(逆境が多いみたいで・・・)
まとめ
幼児教育の土台となる考え方を4つお伝えしてきました。
2.将来の目標を持たせる
3.親を敬うことを教える
4.心の持ち方を教える
単なる知的教育で終わらせないために、
この土台の考え方を忘れず取り組みを続けて頂ければ、知能面も心の面も立派に育ってくれます。
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