記憶力や集中力のある子どもになってほしいと思うのですが、可能でしょうか。
記憶力や集中力を伸ばす取り組みをしてあげれば可能です。
その方法をお伝えします。
記憶力や集中力は、将来、様々な面で役立つので、伸ばしたい能力の1つですよね。
小さい頃から記憶力や集中力を伸ばす取り組みをしてあげることで、優れた子どもに育てることができます。
1.記憶力をつける
遊びの中で子どもも親も楽しみながら取り組んで頂ければ良いと思います。
(1)フラッシュカードをする
フラッシュカードは、子どもに絵や文字のカードを見せて読み上げながら、次々にカードをめくっていくものです。1枚1秒以下のスピードでめくっていくので、最初のうちは難しいかもしれませんが、すぐに慣れます。
注意点としては、カードを持つ指で絵が隠れてしまわないようにしてください。
フラッシュカードで大量の情報を見せることで、右脳を活性化し、記憶力が鍛えられます。
わが家は七田式フラッシュカード「かな絵ちゃん」で取り組んでいました。大量にカードがあるので、30枚くらいを選び、ひと月は同じカードで取り組み、月が替われば別の30枚に変更するというようにやりました。
長男長女とも記憶力が良いので、フラッシュカードのおかげかなと思っています。
(2)1つの絵本を丸暗記するまで読んであげる
お気に入りの絵本を毎日繰り返し、子どもが丸暗記するまで読んであげてください。
同じものを繰り返しして読むことで、記憶する回路が育ちます。
(3)遊びの中で記憶力を鍛える
トランプの神経衰弱や国旗を覚えさせることも効果的です。
また、コップの中身当て遊びも良いです。
コップを10個伏せて、コップの中に赤い玉、青い玉、黄色い玉をいれてどこにあるか当てさせるというものです。
2.集中力をつける
集中力を高めるオモチャやグッズなど、いろいろありますが、まずは集中できる環境を作ってあげる必要があります。
(1)集中できる環境にする
オモチャをつぎつぎに与えてしまうと、子どもの興味もつぎつぎに新しいおもちゃにいってしまうので、1つのオモチャで長く遊ぶように、与えるオモチャは1つにしてください。
子どももそのおもちゃしか無ければ、ずっと1つのオモチャで集中して遊びます。
わが家も与えるオモチャは極力1つにしていたので、1つのオモチャでずっと遊んだり、1つの本をずっと読んだりと、好きなこと興味のあることに関しては集中できる子どもに育っています。
(2)興味のあることに関する情報をどんどん与える
子どもが1つのことに夢中になるように、子どもが興味を持っていることに関して、どんどん情報を与えてください。
例えば、車に興味を持っているなら、車の絵本や図鑑、DVD、実際に車を見に行くなど、車に関する情報をどんどん与えて、子どもが車に夢中になるようにすれば、集中力がついてきます。
うちの子は電車が好きだったので、図鑑やDVD、プラレール、駅に電車を見に行くなどしました。駅に電車を見に行くと今度は乗りたいと言い出すので実際に乗ることもありました。
子どもは「今度は○○系に乗りたい」というのですが、時刻表には「普通」とか「急行」としか書かれていないので駅にTELで聞いて調べたこともあり、私も電車に少し詳しくなりました。
(3)テレビを見せない
テレビは見ているだけで楽しく、全然飽きさせないですよね。
なのでついつい見せてしまいがちですが、一方的に情報が流れてくるだけなので、言葉や思考力が育ちません。
思考力が育たないということは、集中することもできなくなるのでテレビは見せない方が良いです。
テレビを見せないでいると、自分から何をするかを考えて、遊んだり本を読んだり、親の手伝いをしたりするので、自分で考えて行動した分、集中力が鍛えられます。
わが家はテレビ無しで育ててきました。
家では本を読んだり工作をして過ごしています。
学校でのテレビの話題についていけないこともあったようですが、一時のことなので、特に気にすることもなく、楽しく学校に通っています。
まとめ
子どもの記憶力・集中力をつける方法をお伝えしました。
(1)フラッシュカードをする
(2)1つの絵本を丸暗記するまで読んであげる
(3)遊びの中で記憶力を鍛える
2.集中力をつける
(1)集中できる環境にする
(2)興味のあることに関する情報をどんどん与える
(3)テレビを見せない
記憶力や集中力を伸ばす取り組みをしてあげることと、環境を作ってあげることが重要です。
夢中になれるものを作ってあげるという方法も有効です。
例えば、ロボット作りをベースにした、ロボットプログラミングでは、夢中になるお子さんがたくさんいます。
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