わが子は発語が遅のではないかと心配です。
言葉数の多い、発音のしっかりした子に育てたいと思うのですが。
心配しなくても大丈夫です。
1歳2ヵ月頃に「パパ」「ママ」が言えれば標準です。
もし言えなくても心配することはありません。
発語には個人差があります。
「歩くのが早い子はしゃべるのが遅い」とか「しゃべるのが早い子は体の成長が遅い」など、良く言われていることです。
もし発語が遅くても、無理やりに言わせようとせず、そのうち出てくると信じて待ってあげてください。2歳を過ぎたあたりから急にしゃべり始め、あっという間に遅かった分を取り返すということもあります。
1.言葉を教える
子どもは、耳にしたことが無い言葉は出てきません。発語が遅くてしゃべらなくても、知っている言葉を増やしてあげる取り組みが必要です。
「実物」「絵」「本」「絵カード」などを見せて、たくさんの言葉を教えてあげてください。
また、以下の内容を実践してあげてください。
② 一つの言葉を繰り返し1000回ほど聞かせる
③ テレビを見せないようにする
わが家は子どもが生まれたときに、テレビを無しにすることを決めました。今もありません。
そのおかげで2人の子どもは良くしゃべり、家の中はいつも賑やかです。
2.発音をはっきりさせる
子どもに、赤ちゃん言葉で話さないようにしてください。
子どもは聞いた音をそのまま覚えるので、「これは○○でちゅね」とか、注意するときに「○○しないよ」と言うのではなく、「これは○○だよ」とか「○○してはいけないよ」のように、普段の言葉で話すようにしてください。
以下に、参考までに発音の練習方法を紹介します。
ただし、無理やり練習させる必要はありません。
- 「か行」の練習
「か行」は、からすの鳴きまねで「カーカー」や、にわとりの鳴きまねで「コッコッコッ」、馬の歩く音で「パカパカパカ」などで練習してください。 - 「さ行」の練習
鏡の前に並んで立って、親が「さ」「し」「す」「せ」「そ」と大き目の口で言ってあげ、子どもにまねをさせて練習してください。 - 「ら行」の練習
「ら行」は難しいので、口の体操がお勧めです。
①舌を上下に速く動かす
②舌を左右に速く動かす
③舌を突き出したり引っ込めたり
④舌を上に巻いたり下に巻いたり
⑤「ら」「り」「る」「れ」「ろ」と言ってみる
また、口の筋肉を鍛えるために、豆・昆布・するめ・肉など、よく噛まないと食べられないものを与えるのも良い方法です。
まとめ
今回は、正しい言葉の教え方についてお伝えしてきました。
2.発音をはっきりさせる
たとえ発語が遅くても、焦らず、たくさんの言葉かけをしてあげてください。
何もしないのと比べると、近い将来、格段に差が出てきます。
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