幼児教育っていろいろありすぎて結局何をすれば良いのか迷います。
確かにいろいろありますよね。
今回は小学校入学までに教えるべき基礎概念をお伝えしますので、参考にしてください。
日常生活の中で教えることができる内容です。
子どもの知恵のもとは基礎概念がしっかり身についていることです。
日常生活の中で話題にして教えてください。
子どもは教えられていないことは当然知らないので、これが苦手意識に変わってしまうこともあります。
得意も苦手も親の教育次第です。
1.基礎概念 10項目
(1)時
日常生活の中で時計を意識させ、アナログ時計で今何時か読めるようにしてください。
5分後、10分前などの表現も教えてください。
また、今日・明日・昨日・いま・さっきなどの表現も、普段の会話から教えてください。
(2)お金
金銭感覚をつけさせるため、日常生活の中でお金に触れさせてください。
1円、5円、10円などお金の単位を教えたり、
お店屋さんごっこをして、お金を払ったり、もらったりすることを体験させてください。
(3)色
小さい頃に色彩感覚を育てると、細かな色の違いを分別できる能力が身に付きます。
最初は「赤」「青」「黄」の3原色から、赤いリンゴ、青いボールなど、実物を見せて教えてください。
分かるようになってきたら、10色、100色と実物を見せながら識別できる色を増やしていってください。
(4)形
いろいろな形を教えてあげれば、形を立体的にとらえることができるようになり、物を作ることが好きな子になります。
まるいお月さま、四角い窓など、日常の中で形を教えてあげてください。
まる、三角、四角などが分かってきたら、だ円や長方形やひし形など、形は他にもいろいろあることを教えてください。
(5)大小
大きい、小さいの概念を教えてください。
お父さんは大きい、子どもは小さいなど、身近なところから教えてください。
(6)数
数字に強い子にするには、日常から「数」を意識させてください。
ボールが1つ、犬が2匹など毎日の会話の中で教えてあげてください。
(7)量
「多い」、「少ない」、「半分」などの量の感覚を普段の会話から教えてあげてください。
算数の強い子に育ちます。
(8)空間認識
「上下」、「前後」、「左右」「遠近」など、を普段の会話から教えてあげてください。
(9)比較
「○○より大きい」、「○○より小さい」、「○○より多い」など、比較を普段の会話から教えてあげてください。
(10)順序
「1番目」、「2番目」、「いちばん最後」などの順序を普段の会話から教えてあげてください。
まとめ
小学校入学までに教えるべき基礎概念についてお伝えしてきました。
(2)お金
(3)色
(4)形
(5)大小
(6)数
(7)量
(8)空間認識
(9)比較
(10)順序
日常生活の中で常に話題にして教えるようにしてください。
基礎概念がしっかり身についている子どもは、勉強の理解も早くなります。
(参考書籍)
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