子育てに関して、夫と意見が食い違うことが良くあります。
お互い譲らないのでケンカになってしまうことが多いです。
子育てにおいて、父親と母親の役割が異なることを意識していれば、
方針が違っていても問題ありません。
父親と母親の役割についてお伝えします。
1.父親と母親のしつけの方針は違ってもよい
父親と母親にしつけの方針に違いがあっても構いません。
父親と母親はそれぞれ役割が異なることを意識してください。
父親は厳しさや強さを教え、母親は愛情ややさしさを教えるという分担です。
両方が同じ役割にならないように注意してください。
2.育児における父親の役割
子育ては主に母親が担当している場合が多いのではないでしょうか。
父親には、休みの日にはできるだけ子どもと過ごす時間を取るようにさせてください。
また、家事などを手伝ってもらうようにしましょう。
3.父と子の交流は大切にする
父親が休みの日には、子どもの面倒を見てもらってください。
昼間は母親が面倒を見て、夜は父親が面倒を見るということでも構いません。
お父さんによく遊んでもらった子どもは情緒が安定した落ち着いた子どもに育ちます。
「夫が大変かな」と思わずに、できる限り面倒を見てもらうようにしましょう。
4.夜ふかしさせず朝に父親との時間をとる
普段の日に父親との交流の時間をとる場合は、朝にしてください。
子どもは夜8時過ぎに寝入ったころ、成長ホルモンの分泌が始まります。
この時間に眠らせずに毎晩過ごすと、子どもの体内リズムが狂って成長にゆがみが出てしまいます。
早寝早起きをさせて、朝に父親との時間をとるようにしてください。
5.おばあちゃん子でも良い
子どもがおばあちゃん子であるというのは、親にとっては大変助かることです。
下に赤ちゃんが生まれた場合はなおさらです。
おばあちゃん子なので、親が下の子にかかりっきりでも、上の子は下の子にやきもちをやかず、母親が安心して下の子の面倒を見ることができます。
6.お母さんが厳しすぎないか
子どもは叱らずに、やさしくほめて育ててください。
悪いことをしたときでも叱らずに、優しく言って聞かせれば、反抗的に育つことはありません。
叱るとどうしても反抗的に育ってしまいます。
また、子どもが甘えたい時期には十分甘えさせてください。
愛情が不足して育つと、大きくなって非行に走る可能性が高まります。
お母さんが厳しいと子どもは反動的におじいちゃんやおばあちゃんに甘えます。
お母さんの態度が厳しすぎないかどうか、振り返ってみてください。
お母さんが子どもにいつもあふれるような愛情でやさしく接してあげると、子どもはすくすく育ちます。
7.仕事しながら子育ては可能
父親と母親の協力体制がうまくとれるのであれば、父親も母親も仕事しながら子育てをするということは可能です。
逆に父親も母親も自分たちの仕事に手いっぱいで、子育てはすっかりおばあちゃん任せになるようなら、仕事はしない方が良いです。
両親からの愛情が不足していると、子どもはいつも不安な気持ちで協調性が無く、保育園や幼稚園でも孤立する存在になってしまいます。
そのような心配が無ければ、仕事しながらの子育ては問題ありません。
8.共働きは家に帰ってからの接し方が大切
共働きだから子どもが伸びないということはありません。
家に帰ったら30分程度で良いので、十分スキンシップをとり、絵本読みや遊び相手などをしてあげてください。
また、子守をお願いする人がいる場合、以下のことを伝えておいた方が良いです。
*絵本をたくさん読んでもらうこと
*オモチャで遊び相手になってもらうこと
*毎日欠かさず散歩に連れ出してもらうこと
*厚着させないこと
*おやつを与えないこと
子どもの得意なものを見つけて伸ばしていけば、必ずその方面では誰にも負けない子どもに育つので、子どもの能力を信じて育ててください。
9.単身赴任の父親を忘れないコツ
父親が単身赴任であまり家に帰れない場合は、父親の写真を部屋に飾って、毎日そこにつ入れていき、あいさつするようにしてください。
また電話がかかってきたときは、父親の声を聞かせてあげ、できるだけ父親を意識させる機会を増やすようにして下さい。
10.田舎の環境を100%活かす
田舎の環境は騒音の無い自然がたくさんあるすばらしい環境です。
都会の激しすぎる音は人の心をストレスで満たしてしまいますが、騒音のない田舎の音は、心を休めゆったりした気分にしてくれます。
子どもを学習させる場合は、このようなゆったりした環境が適しています。
また田舎の環境の場合、身近にある自然について学ばせるようにしてください。
草の名前、虫の名前、岩石の名前、川遊び、砂遊びなど、田舎でなければできないことを体験させてあげて下さい。
まとめ
わが子を頭のいい子に育てるための父親と母親の役割についてお伝えしてきました。
2.育児における父親の役割
3.父と子の交流は大切にする
4.夜ふかしさせず朝に父親との時間をとる
5.おばあちゃん子でも良い
6.お母さんが厳しすぎないか
7.仕事しながら子育ては可能
8.共働きは家に帰ってからの接し方が大切
9.単身赴任の父親を忘れないコツ
10.田舎の環境を100%活かす
子どもの知力を伸ばす300の知恵
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