子どもをぐんぐん成長させる親の心構え【7つのポイント】

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子どもの欠点ばかりに目が行ってしまい、悩んだり落ち込むことが多くあります。
どの親御さんも同じでしょうか。

子育て中の親御さんなら、良くあることだと思います。
でもその悩みは親が自ら作り出している悩みです。
子どもの見方を変えれば、悩みもなくなり、子どもがぐんぐん成長します。



 

1.子どもに完全を求めない

親が子どもに完全を求めないようにしてください。
完全でなくても、今のままで100点として子どもを見れるようにしてください。

子どもができないことがあった場合でも、
「欠点があっても、完全でなくても別にいいんだよ」
「そこからがん張って良くしていけばいいんだよ」
と教えてください。

子育てをしている多くの親は、完全主義に陥っていることが良くあります。
幼児教育の計画を立て、今日はこれだけのことをしなくてはならないと思い込み、それができなかったときは、自己嫌悪に陥ったり、子どもを責めたりしてしまいます。
そうではなく、子どもに合わせて、わが家でできる範囲のことをしてやればいいのです

知識の詰め込みや先取り学習よりも、子どもの個性、感覚、創造性、心、人間性を育てることが大切です。
親の中で基準を設けるのではなく、子どものありのままの状態を受け入れて、子どもの個性を引き出してあげて下さい。

子ども自身の成長を認め、褒めてあげて下さい。
子どものすることに対して、共感と感動を示してあげて下さい。
そうすると子どもは伸び伸びと育ちます。
親も基準を取っ払うとリラックスした状態で子育てに取り組むことができます。

 

2.子どもの欠点を見ない

子育てに悩みがあっても、できるだけ子どもの欠点を見ないようにしてください。
ここが悪い、あそこが悪い、どうしたら良くなるのかと真剣に悩まないようにしてください。

困った問題はひとまず横に置いておいて、普段の生活の中で、子どもの成長を認め、ほめてあげ、抱きしめて愛情を伝えるようにしてください。

子どもは、自分のすることが認められ、ほめられ、親に愛されているのを感じると、子どもが一変して穏やかになり、素直りなり、自分からやる気を出せるようになります。

たとえ、できないことが多くても、問題にしないようにしてください。
子どもがそこにいてくれるだけで良いという無条件の愛情を示してあげて下さい。
そうすると、子どもがやる気をもって、自発的に行動し始めます。

 

3.子どもを信頼する

子どもを信頼してあげることが何よりも大切です。
たとえ子どもが落ちこぼれていたり、非行に走っていても、親は無条件の愛、信頼、尊敬を態度で示せば、どんな子供でも本来の姿を現すようになり、素直で良い子になります。

子どものやる気や能力、努力する心構えを引き出してあげることが大切です。
子どもを信頼し、一人前に扱ってあげて下さい。
一人前に扱われた子どもは、やる気や責任感が芽生えてきます。
子どもはこうして、認められ、ほめられ、愛情を与えられて育つと、悪い方に曲がらずにすくすく育ちます。

 

4.子どもに「カッ」となったときは

子どものことで頭にきたときは、一旦その場を離れてください。
そして冷静になってから戻るようにしてください。
親は常に穏やかな気持ちでいることが大切です。

子どもが泣いた時は、子どもを一人にさせてください。
子どもは一人にされると、泣いても聞いてくれる人がいないので泣き止みます。
そのときは、「良く泣き止んだね」「よくがまんしたね」とほめてあげると、次から泣き止むのが早くなります。
このようにして感情を収めること、がまんすることを教えてください。

親の方も感情に任せて子どもをきつく叱ってしまうのではなく、気持ちを静めるがまんをすることを覚えるようにしてください。

 

5.わが家のルールを作る

わがままに育てることが一番いけないことです。
しつけで何よりも大切なのは、がまんを教えることです。

いけないことは、したくてもしないという感情のコントロールを教えることが大切です。
子どもに、したいようにさせて、わがまま放題に育てないようにしてください。

そのためには、家の中でルールを作り、そのルールを守らせるようにしてください。
ルールを守らせることで、がまん強さと責任が育ちます。
家の中でのルールには、以下のようなことを入れると良いです。

*人を傷つけてはいけない
*人に迷惑をかけない
*自分がやらないといけないことはきちんとやる

世の中はルールで成り立っています。
自分勝手で、何をしても責任がなく、人にばかり責任があると思い込むような子どもにならないように、世の中のルールが分かる子ども育てる必要があります。
そのために、家の中でルールを作り、そのルールに違反したときは叱るという約束をしてください。

 

6.いけないことをしたときは叱る

親に叱られたことのない子どもは、叱られることに慣れておらず、世の中に出てからひどく傷つくことになります。
たとえば、上司に怒鳴られたり叱られると、すぐ挫折したり、会社に来なくなったりするような、ストレスに弱い大人に育ってしまいます。

今、そのような若者が多く育っていて、会社をすぐ辞めるという傾向が多いようです。
そうならないためにも、いけないことをしたときは、きちんと叱るようにしてください。

 

7.子どもの良い面に着目する

子どもの欠点ばかり目につきだすと、子育てがつらくなります。
子どもの欠点を見ず、子どもの良いところを見るように努力してください。

そして、子どもを認め、ほめてあげてください。
そうすれば、つらい子育てから解放されます。

子どもの今の姿は親が望んで育てた姿なので、子どもを責めるのは筋違いです。
親が子どもを見る目を変える必要があるのです。

子どもは、自分の個性が認められ、ほめられると、どんどん成長していきます。
子どもを成長させるためにも、良いところに着目するようにしてください。

例えば、次のようなことです。

*子どもの短所を見ないで長所をほめる。
*今の姿は途中段階の姿で最終的にはできるようになると信じる。
*完全主義で育てず、できないことがあって当たり前と理解する。
*他の子どもと比較しない。
*子どもの個性を認め、ほめてあげる。
*学力中心で育てない。競争をあおったりプレッシャーを与えない。
*いけないことをしたときは叱る

 

まとめ

子どもをぐんぐん成長させる親の心構えについてお伝えしました。

1.子どもに完全を求めない
2.子どもの欠点を見ない
3.子どもを信頼する
4.子どもに「カッ」となったときは
5.わが家のルールを作る
6.いけないことをしたときは叱る
7.子どもの良い面に着目する
参考書籍

0歳からの子どもの脳の育て方

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