3歳までに子どもを良い性格にするためのしつけ方【7つのポイント】

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わがままを言っている子どもをよく見かけます。

やっぱりどの子も同じでしょうか。
わが子もそうなってしまうのかと心配です。

そんなことありません。

3歳までにきちんとしつけをしておけば、わがままにはならず、素直で良い子に育ちます。
3歳までのしつけについてお伝えします。

 

1.がまんする子は賢い子に育つ

子どもが泣けば、親が要求をすぐにきいてやるというのは、がまんのできないわがままな子を育ててしまいます。

子どもには小さながまんをさせて、自分を抑えることを教えないと、大きくなったときに大変になります。
非行に走る子どもの特徴は、自分を抑えることができず、わがままです。
しつけの土台として、がまんさせることは重要なことです。

ただ、親の二人とも厳し過ぎると子どもの安心できる場ががありません。
ママが厳しく、パパが少し甘いというように、バランスを保っておくと、子どもにとって支えになります。

 

2.がまんを教えるしつけの基準

きちんとしつけを教えるべき事は、たとえ子どもが泣きじゃくっても、徹底的にがまんさせる強さが親には必要です。
もしそれを許してしまえば、子どもの心や考えが悪くなるというものに関しては、厳しくしつけてください。

逆に、それ以外のことは、子どもの行動をいちいち咎めるのではなく、できるだけ自由にさせてあげてください。
悪気の無いことであるなら、きつく叱らないように、今度は親ががまんしてください。

 

ついつい細かいことまで口出ししてしまいますよね。
ものを壊したとか、散らかしたとか、悪気が無いのであれば、咎めずに許しましょう。
この場合、親の方のがまんが必要です。

 

3.1歳になったら小さいがまんをさせる

1歳を過ぎた頃から、すぐに要求に応じてやるのでははく、小さながまんができるしつけをする必要があります。

何でもすぐにしてあげるのではなく、「いま手が離せないから、ちょっと待ってね」といって小さながまんをさせるところから始めてください。
そして、がまんができたら大げさに褒めてあげて下さい。

小さながまんができるようになれば、次は大きながまんもできるように訓練させてください。

 

4.いけないことの教え方

2歳になったら、いけないことは泣いて反抗しても、いけないと教えていく強さが必要です。
そして、がまんができたら抱っこして、よくがまんできたと褒めてあげて下さい。
だんだんと素直ないい子になってきます。

子どもがいけないことをした場合、初めの30秒はきつく叱り、その後はやさしくし、いけない理由を説明するようにしてください。

終始きつく叱っていては、子どもが反抗的になるか、親の顔色をうかがう引っ込み思案な子どもになってしまいます。

 

5.2歳になったら約束を守らせる

2歳になったら、親と約束することができるようになります。

例えば、外に行くときや遊ぶのをやめてお風呂に入る時間などを約束させ、それを守らせるようにしてください。

約束を破ったり、わがままを言うのは、許してはいけません。
ここで許してしまうと、親の言うことを聞かない子どもに育ってしまうので、強く徹底しください。

 

6.自我が育っている3歳には

3歳頃には、自我が育っているので、悪いことをしたときや、約束を破ったときには、きつく叱ると教えておいてください。
子どもを叱るときは、その子が憎くて叱るのではなく、悪い行いに着目して叱るようにしてください。決して子ども自身を否定することはしないでください。

 

7.しつけは3歳までが限界

3歳までに親に一度も強く叱られたことのない子どもは、自分を抑えることのできないわがままな子に育ちます。
3歳を過ぎた後に、これではいけないと思ってきつく叱るようにしても、効き目はほとんどありません。わがままな性格は、なかなか直りません。

一方、3歳までに親が本当に叱ったときはこわいという印象を与えておくと、それがブレーキになって、大きくなってもわがままを言わなくなります。
子育ては優しいだけではだめで、厳しいだけでもだめで、優しさの土台の上に厳しさも必要になってきます。

 

まとめ

3歳までに子どもを良い性格にするためのしつけ方についてお伝えしてきました。

1.がまんする子は賢い子に育つ
2.がまんを教えるしつけの基準
3.1歳になったら小さいがまんをさせる
4.いけないことの教え方
5.2歳になったら約束を守らせる
6.自我が育っている3歳には
7.しつけは3歳までが限界
参考書籍

子どもの知力を伸ばす300の知恵

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